フリーエンジニアのメリットとデメリット
最終更新日 2024年10月9日 by wardon
コロナ禍でテレワークがだいぶ普及しました。
企業によっては、コロナが終わった後もこの流れは変わらない事でしょう。
オフィスを小さくしたり、無くしたりするならかなりの経費節減になります。
フリーランスで自由に働くことができるなら、幸せに感じます。
会社員とフリーランスで大きく変わってきますが、エンジニアを例にその違いを理解してみましょう。
エンジニアとは?
エンジニアというと難しい気がしますが、簡単にいうとパソコンを使ってプログラミングの仕事をする人です。
ITが発達してパソコンなしの生活が送れない世の中になっています。
企業の中には、会社のシステムを外注するところもあれば、社内に人員を配置して業務を行わせているところもあります。
ですから、今は需要がとても高く、お給料もいい仕事です。
フリーエンジニアに限らず、会社勤めのメリットは安心感があるという点です。
もちろん、今のご時世リストラもありますから、安定した仕事はありませんが、それでも会社に勤めていたら毎日仕事がありますし、お給料ももらえます。
福利厚生があり、自分に仕事に打ち込むことが可能です。
フリーエンジニアになると、税務や営業も一人でしなければいけないので、エンジニアの仕事以外の雑務が増えることがわります。
20代でも独立することで収入が2倍になる可能性がある
面倒くさがりの人は大変かもしれません。
会社では、総務部や営業部などが働いてくれるので、お任せできるので楽でしょう。
しかし、フリーになることで収入アップのチャンスが大きくなります。
今は特にエンジニアの需要が大きく、20代でも独立することで収入が2倍になる可能性があるのです。
しかし、注意点は在宅の仕事を希望しても、企業に在籍する必要が多いということです。
どういうことかというと、フリーのアナウンサーと同じです。
仕事をするために毎日テレビ局に行かなければなりません。
フリーだからといっても家で出来る仕事ではないのです。
エンジニアの仕事も同じで、契約した会社のオフィスでその会社の社員と肩を並べて働く必要があるのです。
フリーといっても制限があるのでガッカリする人もいますが、スキルを上げて仕事を取れるようになれば在宅も不可能ではありません。
しかし、それが出来る人は一部であることを覚えておくことが出来ます。
独立するためには1年間の実務経験があれば十分
フリーエンジニアとして独立するためには1年間の実務経験があれば十分です。
なぜなら、エンジニアの仕事は常に新しい言語など勉強しなければならないからです。
人工知能など新しい分野が出てきた時に、時間と労力を使って勉強する必要があります。
仕事時間以外に行わなければならないことであり、一生勉強と思った方がいいでしょう。
もちろん、会社に留まって管理職になれば話は別ですが、フリーランスは技術が求められますので勉強をやめるわけにはいきません。
フリーエンジニアにはコミュニケーション能力が求められてきます。
営業をする時に様々な提案や意見を述べる必要があるからです。
プロとしてお客の要望を汲み取って、システムを構築していく必要があるのです。
コミュニケーションが苦手な人はフリーで仕事をしていくことを難しく感じることでしょう。
さらに自己管理能力も求められます。
フリーの人は会社勤めより時間が自由になりますので、自分で自己管理することが大切になってきます。
夜更かししたり、朝も遅くまで寝ているようではよくないです。
フリーエンジニアのメリットとデメリット
まとめてみますと、フリーエンジニアのメリットは三つあります。
一つ目は収入アップの可能性が高いということです。
そして、2番目にいえるのは自分で仕事を選ぶことができるという点です。
自分の得意な分野や好きな仕事ならストレスを減らすことが出来ます。
3番目に副業レベルであれば、在宅勤務も可能です。
最近は副業を紹介するサイトも増えていますので、利用することが出来ます。
デメリットとしては、一つ目に仕事がない場合があります。
つまり安定して仕事があるとは限りませんので、安心感がないかもしれません。
ですから、いざと言う時のために貯蓄をしておく必要があるでしょう。
二つ目に税務や営業を自分でしなければならないということです。
両方ともないがしろに出来ない項目ですが、会計ソフトの使い方を学ぶ必要があるかもしれません。
また、契約書を自分で用意する必要もあります。
最後に完全に在宅の仕事は難しいので、会社勤めの時と同じように毎朝出かける必要があるという点です。
まとめ
このように考えてみますと、フリーエンジニアはデメリットよりメリットの方が大きい気がします。
20代で独立して高収入を得ることができるなら、将来の自分のために投資をすることが出来ます。
エンジニアには集中力が求められますし、バグが見つかった時には根気が必要です。
若い時にこれらのスキルを身につけるなら一生仕事には困りません。
もし、フリーになることを考えているなら、独身で責任やローンがない時がおすすめです。
身軽な時がフリーランスになる1番のチャンスです。